瑠璃一味のお戯れな学園生活
そろそろ苛立って、翡翠が貧乏揺すりを始めた。

もう我慢ならん。

いつまで待たせるのだ。

今にも腰を浮かせて帰ろうとしていた矢先。

「お待たせ致しました、父様」

めのうが料理を運んでくる。

「む」

並べられる料理に目を見張る翡翠。

目の前に出てきたのは、白いご飯と鬼龍の作ったかに玉、野菊の作った豚の角煮。

「お好みでかに玉をご飯にのせて、天津飯として召し上がる事も出来ます」

めのうが料理について説明した。

成程考えたものだ。

かに玉は、日本発祥の中華料理と聞く。

これなら麻婆豆腐のような辛さもない。

普通にオカズとしても食べられるので、野菊の作った豚の角煮の味を邪魔する事もなかろう。

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