瑠璃一味のお戯れな学園生活
「何か体育祭前に、実行委員の連中にやたらと勧められたアル。『鬼龍さん、是非とも騎馬戦に出場して下さいっ!』って…で…」

「鬼龍が何やら邪悪な陰謀を感じると言うので、ならば俺も一緒に参加してやろうという事になったのだ」

瑠璃が鬼龍の言葉尻を拾った。

「当然瑠璃が騎馬の方だろ?」

「無論だ。女の鬼龍に騎馬をやらせる訳にはいくまい」

シンの問いかけに瑠璃が答える。

「でも、何かカッコいいかも。鬼龍先輩が騎馬に乗ってると、三国志とかに出てきそうな女武将みたいですよ」

咲花の言葉に。

「そ、そうアルか?」

単純な鬼龍、その気になる。

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