瑠璃一味のお戯れな学園生活
「めのうちゃん…ホントに痩せた…綺麗になった…」

「え、ホント?リィちゃんも何て言うか…スタイルよくなったね、何かエクササイズとかやってるの?」

黄金比率の血を引くめのうと、その黄金比率を目指すリィ、隣同士並んで体を洗いながら語る。

鬼龍みたいに、デカイばかりが能じゃない。

ハリ、ツヤ、形、叩いた時の音、実の詰まり具合が大事なのです。

「何かスイカみたいだねぇ…」

めのう苦笑い。

「奏多さんは、どう思います?」

リィの更に隣に座って黒髪をトリートメントしている奏多に、話をふるめのう。

孔雀の見立て通り、奏多もなかなかのものをお持ちのようで。

「母様といい勝負だねぇ、奏多さん。目の肥えたくー君が納得する訳だぁ♪」

「あ、あんまりジロジロ見ないで下さい、めのうさん…」

奏多は赤面して体を隠した。

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