瑠璃一味のお戯れな学園生活

どこの学校でもそうであろうが、昼休みは生徒達にとって至福の一時である。

教室の机同士を突き合わせて、学食に向かって、屋上で日差しを浴びながら。

それぞれが思い思いに食事を楽しむ。

霸龍闘や鬼龍達も昼食タイムだ。

本日はわざわざ高等部校舎の中庭に出向いて、瑠璃やめのうと共に食事する。

購買でパンを買ってきてのランチタイムだ。

「ところでどうだ鬼龍、中等部の方は」

瑠璃とめのうは、優しい女神のような母君から手作り弁当を持たされているらしく、それを食べている。

「新1年生で骨があるのはシンとリィだけアルね。みんなめのうちゃんや瑠璃に比べると弱っちいアル」

フフンと鼻で笑う鬼龍。

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