瑠璃一味のお戯れな学園生活
The son of a dragon
その朝。

天神学園職員室は騒然とする。

「まさか…」

口元を押さえて絶句するのは小夜。

彼女はいても立ってもいられず、職員室を駆け出して高等部校庭の掘っ立て小屋へと走っていく。

声も出ないのは七星とて同様だ。

「こんな事って…!」

無論、小夜や七星だけではない。

この学園の教師ならば、誰もが目を疑わずにはいられないだろう。

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