瑠璃一味のお戯れな学園生活

もう片っぽの目も開けるがまだ寝惚け気味

「たのもうっ!」

ある日の放課後。

夕城道場での稽古真っ只中に、予期せぬ来訪者が現れた。

背中まで届くポニーテール、無駄にデカイ乳、制服姿だがスカートの下にはスパッツ。

龍娘の愛弟子にして愛娘、早川 鬼龍である。

「あら、鬼龍ちゃんじゃないですか、いらっしゃい」

ニッコリ微笑むこはく。

「どうしたの鬼龍ちゃん、お茶でも飲んでいく?」

優しく語り掛けるこはくに。

「あ、どうもアル奥方、じゃあ一杯だけ…って違ぁぁぁあぁぁぁうっ!」

危うく乗せられそうになった鬼龍は絶叫する。

< 901 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop