瑠璃一味のお戯れな学園生活
「シルヴィ、ゴールデンウイーク中は誰もいないからな、思う存分学園内を走り回っていいぞ」

シンの言葉に、シルヴィの瞳が爛々と輝く。

「うわぁいっ、ホントか兄ちゃん!」

「ああホントだ、何ならドラゴンの姿になっちゃっても平気だぞ」

「うわうわぁいっ!」

長らくドラゴンの姿にはなっていない。

思ってもみなかったお許しに、シルヴィのリミッターが外れそうだ。

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