瑠璃一味のお戯れな学園生活
すっかり顔を赤くして、困り果ててしまっている霸龍闘。

からかうのも面白いが、あんまりいじめても可哀相だ。

「下に降りよう…霸龍闘…」

クイクイと。

背中を向けた霸龍闘の弁髪を軽く引っ張る。

「皆何してるのかな…見に行こう」

「お、おぅ」

ようやくからかうのをやめてくれたリィの方に振り向き、頷く霸龍闘。

…リィとしては、別にからかったつもりはなく本心だったのだが。

< 929 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop