通学恋愛
シュンくんが目を見開いた。



もう、迷いはなかった。




「あたしは駿太を待っとかなきゃいけないから…。


シュンくんは、生徒会長を守ってあげて」


意外と、やわらかく言えた。


「だ、だから美咲はっ……」


顔色を変えて訴えるシュンくん。


「シュンくん、絶対に生徒会長の方がすきだし!」


「…えっ」


「身体だけだなんてウソだよね??生徒会長は、シュンくんがすきなんだよ?」


「なんでそんなこと…」
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