通学恋愛
シュンくんを見送って、ホクホクしていると。


肩をつかまれて、振り向かせられた。


そのまま、駿太の唇が重なった。


軽く、触れるだけのキス。


「…いきなりとか変態…」


「すげーさみしかったんですけど」


顔をちょっと赤くして、駿太がつぶやいた。


「…あたしだって…」


「え?なんて?」


「あたしだってさみしかった…」


「なに?聞こえませーん」


コイツ……からかってやがる(怒)
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