通学恋愛
渚は、泣いたまま顔を上げた。








「ありがとう駿太…ごめんね」











今まで見た中で、一番かわいくて、一番すきな笑顔だった。




「ごめんねはいらねぇだろ」



あー!!


そんな、ぶっきらぼうな事言いたいんじゃねぇぇぇぇ(´・ω・`)



オレ、カッコ悪…。



「そーだね。ありがとう」



かわいーわ、コノヤローが。


やっぱり、渚の笑顔がだいすきなんだな、オレ。



うん、今のサイコーにキモかったな。




もう、いっそキモくても…。




「もう、忘れちゃってたのかと思ってた」



「んなワケねぇだろ。(実際忘れてた)


プレゼントがなかなか決まらなくて…。渚のことよく知ってる黒田に聞いてたんだ」



あー、こんなこと言うの、恥ずかしいな。




「そうだったんだ…。

レイちゃんが言ってた、「もうすぐ分かる」って、そーゆーことだったんだ…」

 

ん?



「もうすぐ分かる??」



「あーううん、なんでもない!」
< 355 / 370 >

この作品をシェア

pagetop