通学恋愛
「でも……。
キモいけど、イヤじゃなかった」
オレをキュン死させる気か、お前。
「やっぱオールナイト決定」
「はぁ!?意味わかんない!」
「かわいいから」
「~~~~~~っ」
あーもーだから、その顔!!
高校生のオレには、かなりの刺激なんだって!!
「駿太の変態、バカーー!!」
後ろから、背中を叩かれる。
「バカはお前もだろ!!」
「そ、それはそうだけど!!」
「んなら、お互い様な」
「分かった…。なんか、納得いかないけど…」
首を傾げた渚は、その後笑った。
やっぱ、渚は笑顔だな。
オレも振り返って笑った。
暗い中、キラキラするネックレスと、
そのかわいい笑顔は。
反則だろ??
☆end☆
