男になりたい女と女嫌いな男


純と俺の間に流れる沈黙が変に気持ち悪くて、俺は話題を変えた。


「…ところで、何で俺がリョッコーの生徒だって分かったんだ?そりゃ制服を見れば分かるだろうけど…」

「志望校」

「はっ?」


純は一言ひとことを噛み締めるように言った。

「リョッコー…緑花高校は俺の第一志望校」


そして優しい笑顔でこう言った。


「上手くいけば、来年は理央の後輩」


…あの笑顔が、どうも気になる。


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