【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】




「はい、とーちゃーく」



一人アワアワしていると、いつの間にか私の教室の前。



「ヒーロー君、ありがと」



「やっぱりヒーローなんだ。じゃあ雪乃はー……ゆっきー?」



「雪乃がいい……」



考えるより先に、そんな言葉が口から出ていた。



「うん。雪乃」



ドキッ



不意打ちだよ。



今のは、誰でもドキドキしちゃう。



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