【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】




「雪乃ちゃ「おい」」



さっきよりも少し強く腕を掴まれたとき。



低くて、でもどこか安心できる彼の声が聞こえた。



「雪乃は俺のだから」



その言葉を聞くと、腕を離された。



「あ、ごめんなさ、知らなくて……!」



驚きを隠せず、目を見開く男の子。



「うん。わかってる。何もしてないんだろ?もう行け」




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