あ・い・う。


「どこがだよー……」


私の事を子供扱いする佐助。


ほら、またそーやって私を撫でる。


何でそーやって子供扱いするのかなぁ……。


「理央は、女の子なんだから。もっと女々しくしてなさい」


「はいはい、分かってるから」


佐助の言葉をき流しながら、机に身体を預ける。


苦笑したままの佐助は撫でる手を、私の頭から離した。
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