-RAINY BOY1-

-- 次の日の朝。---




とても外は、よく晴れている。



今日も、俺が嫌いな日だ!







朝食とりにおりると、父が、




『隣の国の幸樹王子が今日、結婚するみたいだぞ。確か、絢芽姫という姫との結婚だったと思うが。幸樹王子は、成美ちゃんという農家の女の子の事は、忘れられたのかね?』




と言った。





『成美って、あの佐倉成美か?』




俺が聞くと、





『幼なじみなのに、そんなことも知らなかったのか?』




父が首を傾げた。





< 228 / 266 >

この作品をシェア

pagetop