あたしはペット!?
あたしには大切な、大切な親友と彼氏がいる。

親友は美歌と舞歌。

彼氏は………。

でも、大親友の美歌と舞歌には、彼氏が誰だか言っていない。

その彼氏に呼び出しをくらい今は彼氏と二人。

「何??」

「あのさ、何をそんな気落ちしてんの?言ってくれなきゃ分かんないよ?」

「………。あのさ、あんたに言ってもムダかもしんないけど、他の女の子としゃべんないでよ……」

フッと笑うこいつ。何がおかしい??あたしだって…

「あたしだっていつまでも我慢はできないよ。人気者なのも、知ってる。けど他の子と話してるのを見ると不安になる…胸が痛いんだよ…っ!!」

「愛歌。大丈夫。俺がいつも他の子と話しても想ってるのは、愛歌だけだよ」

そういって抱き締めてくれる。

美歌も舞歌も気付かなかったのに、彼氏であるこいつは気付いた。

何があっても、

「やっぱ、大好き!!!」

「ん。知ってる。

俺は愛してる」

その一言で安心して眠ってしまった。


『愛歌……。抱っこされて寝るの好きだね。』

って言われた気がしたから首を縦に振った。
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