交換日記~散りゆく花~
愛する、あなたへ。
誰かが玄関を、開ける音がした。

「ごめんください。」

浩二は、玄関に行ってみた。

玄関には、お婆さんが二人立っていた。

浩二「はい、何か?」

「すまんですが、あなたは遠藤先生ですかね?」

浩二「そうですけど?」

お婆さん二人が、顔を見合わし二人で話をした。

「ほら、先生の言ったことが本当だったろなぁ。」

「ほんまじゃ」

浩二「なんでしょうか?」

お婆さん「先生から頼まれたんじゃがの。」「まさか、あなたがこの家に居るとは、思わんかった。」

浩二「先生って?」

お婆さん「水野みちこ先生って知ってますか?」

浩二「みちこ先生、はい、知っています。」








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