無自覚小悪魔にモテ期到来!?
モテる彼氏が嬉しかった。

うらやましがられるのも快感だった。


でも、女子に絡みつかれている蓮くんを見ているのは、少しつらかった。



『あかぎくーん』

『ねぇ、蓮ー?』

『きゃあーっ!蓮さまぁっ!』


黄色い声に疲れた私は、蓮くんに別れを切り出した。



『・・・ごめん、もう限界』
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