もし君が私の前からいなくなってしまったら。



私は、家を出て晴樹との思い出の場所、

あの夜景がみえる丘に向かう。


今は夕方だから夜景はみえない。



「晴樹、私、今行くね。」


私は丘の上の柵を飛び越える。


下に落ちればはのところ行けるよね。



私が飛び降りようとした瞬間ーーー


< 200 / 310 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop