もし君が私の前からいなくなってしまったら。
昼休み。

私たちは、今屋上にいる。


「やっぱり、葉月の作る弁当は
うめーな!」


ご飯粒をつけながら晴樹が笑う。


そんな姿も愛おしく思える。

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