恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~

「………え」


そんだけ…って。


「育ちざかりだろ。もっと食えよ」


「……」


一応、中身はレディーなのに。



なんかもう。


完全に男と勘違いされてるかもしれない。


ああ……切ない。



わざとズルズルと音を立ててラーメンをすすった。



同じように豪快にラーメンをすする佑真を見ながら呟く。


「ねぇ…今年こそはあの約束――」


「約束?」


首を傾げた佑真に


「ん?ああ、なんでもない…」


語尾が弱くなった。




佑真は……


もう忘れちゃったかな……

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