BEAST





「美咲ちゃん?」



『へ?』



「どーしたの?ボーっとして」



『な、なんでもないよ!』



そしてあたしは急いで昨日の部屋に入った。


ガチャ


『お邪魔しまーす...』



部屋の中を見渡すと昨日のソファーで怜がよりかかって寝てた。と思ったら静かに目をあけあたしを見た。



『...、』



あの獣みたいな目があたしをとらえた。



「遅かったな。」



『へ、あ、ごめん...』


「いや」


『...』


「...」


『...』


「...」


ちょ、なんか喋んなさいよ!この男は!あたしは何も言わない怜を尻目に昨日のソファーに座った。







< 82 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop