BEAST
「美咲ちゃん?」
『へ?』
「どーしたの?ボーっとして」
『な、なんでもないよ!』
そしてあたしは急いで昨日の部屋に入った。
ガチャ
『お邪魔しまーす...』
部屋の中を見渡すと昨日のソファーで怜がよりかかって寝てた。と思ったら静かに目をあけあたしを見た。
『...、』
あの獣みたいな目があたしをとらえた。
「遅かったな。」
『へ、あ、ごめん...』
「いや」
『...』
「...」
『...』
「...」
ちょ、なんか喋んなさいよ!この男は!あたしは何も言わない怜を尻目に昨日のソファーに座った。