それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

電車を降りて松本が待つお店に向かう


松本も同じ部活の同級生

まだ、裕也の束縛が激しくなかったころはよく私と佐藤と松本で遊んだりご飯食べたりしていた


「なんで木村もいんだよー」

いつもこれが松本の第一声

もう慣れたよ


「まぁ、良いじゃん!たまには!」

久しぶりに3人で遊べてテンションが異常になりそうなのを必死に抑える


「私、カルボナーラね!」


たまには良いよね

私だって他の子と同じように遊びたいんだもん



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