それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

捨てられた?


「「「失礼しまーす」」」

保健室に来たが先生はいなかった


佐藤の顔の傷を消毒しようと思い消毒液を手にとった私だったが、あまりにも手際が悪くて松本に奪われた


「まじ、お前不器用すぎ。てか、なんでこんなことになったわけ?」


松本は裕也の姿は見なかったらしくなんでこうなってるのかわかっていない


あまり話たくない私がずっと口を結んでいると変わりに佐藤が答えてくれた


「んー?転んじゃった!」


「んなわけあるかよ!まぁ、なんでもいいけどな」


ちょっぴり安心した私

佐藤に向かってありがとうとつぶやいた


「あ!やべぇ‥俺、授業出ないと‥単位やばいんだった。あとは木村に任せる」


さっき無理やり奪われた消毒液が私の手元に戻ってきた


松本は行ってしまった


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