それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

私はもう一度イスに座り直した


「3人で話さない?松本くん、俺が無理やり誘わせたからこんなことになったって言ってて」


色んな人に迷惑かけてるんだな私‥


「そんなことないよって伝えといて!お陰様で気持ち伝えられたよって、じゃあねー!唯は私の心配なんかしてないで松本とイチャイチャしてなさい」


また席をたち今度こそ出口に向かって歩き出す

が‥


「木村じゃん。お前も一緒にいろ。」

出口で松本に捕まえられた


「まじ、悪いことした。まさか告るとは思わなかったから‥」


頭をかく松本


「私だってびっくりだよ。でもそれだけ好きだったんだよ‥でもね、諦めるのって難しいね」


泣くな、私‥

泣いたらみじめすぎるぞ


「諦める必要なんかないんじゃね?だって好きなんだろ。あと3回だな」


さっきまでの申し訳なさそうな顔はどこかへいってしまった


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