蒼空~キミだからスキになれた~




「泣いてる女にあった。あのデケー公園で」


「泣いてる女?」


「あぁ。」


「だから朝帰り?」


「はぁ?お前と一緒にすんなバカ」


ニヤニヤすんなよ気持ちわりー


「それで?お前女とかめっちゃくちゃ興味ねーじゃん?どうしたんだ?」


「その子に話しかけた。」


おー。反応すげー新鮮。


当たり前だ。俺が女と話すなんてありえねーし、ましては俺から話しかけたなんてな。



「その子。いじめとかですげー苦しんでた。俺初めて自分から守ってやりてーって思ったんだ。」


「…その子何て子?」

  
「南高の…麻倉空…1年」



俺がそう言うとまさかの展開









< 90 / 100 >

この作品をシェア

pagetop