時空を越えた先に君がいた。

心配される感覚。




「おい、舞花」


「なに?」


カイに名前を呼ばれ
私はとっさに反応した



「1人でこの山にいると危ないから山を抜けるまで一緒に行ってやるぞ」


「え?」


「いくら能力を持っていなくてもお前は人間だ。いつ他の鬼に狙われてもおかしくないからな」


カイの顔は真剣だった。


「…ありがとう」


私はなんだか嬉しくなった。


…心配されてるってことなのかな?


心配されてるって実感するって
すごく嬉しいんだね。


私はどこか懐かしい感覚に包まれた。



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