時空を越えた先に君がいた。



…話しかけたら何をされるか分からない



なぜなら敵だから



カイは鬼だから






そう分かっていたけれど




私は思わず





「探し物?」






カイに話しかけていた







とっさに顔をあげるカイ




一瞬、怖い顔をしたかと思うと


ふと表情が穏やかになった。






「お、舞花か…ちょっと大切な物を落としたみたいでな…」





カイはそう言うとまた



庭の地面と睨めっこを始めた




< 85 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop