黒姫*


陸「コイツは句佐野

  俺と黒さんの信頼相手だ」



信頼相手…



そう聞くだけで胸が締めつけられる




句「うわー

  黒さんは句佐野さんって

  句佐野さんってcall me plea

陸「もう喋るなイライラする」


渉「…お、おい

  叶恵は?!叶恵はどこにいるんだよ!!」


陸「信頼してくれる人たちの元へ行った。」




っ………




句「それよりっ

  昨日なんで黒さんは

  あんなぼろぼろだったん


陸「それはいわなくていい

  言われたくないのは叶恵だ


  俺もそれで腹が立っているから分かる」


句「初めて共感してくれ

陸「まぁ、そういうことかな

  わかったらもうサヨナラだよ


  今日の集会


  出なかった

  最低の仲間を拝見しにきただけだから」




そう言って、2人は家を出て行った






誠「…最低の仲間か……」



夢「ごめんなさいっ」


和「ごめんなさいっ…」


渉「んなもんいまさ

星「違う。


  信用しなかった僕らだって


  悪かったんだ


  信用して

  火龍と会ってるからなんだ

  きっと気の合う友だちだって


  そう信じておけばよかったんだ



  全員に否がある…」
< 172 / 233 >

この作品をシェア

pagetop