ウソツキ×ドール

あの日の夕暮れに手を差し伸べた君と自分のページはとても輝いている

日常では絶対に使われない屋上
映画研究部が使いたいと先生に頼んで、やっと貰ったOK
皆にバレないように1人で掃除をしていた、そういうのは勿論秘密。




そんなことを知らない我らが映画研究部の部員達は「空にちかい」「た・・・高い」「風が強い」とのんきなことを言っている。


そんな姿がオモシロい







「屋上ってこんなに綺麗なんですね」





きょえの謎すぎる言葉で「運動部頑張ってるねー」とか好き勝手言っていた感想を言って、あっちこっちから聞こえていた普段見れない景色への感想を部員全員がそろいにそろってきょえを見つめる。





つい、俺が頑張ったからだよ!と言いたくなった。
さっき自分で秘密とか言っていたのに。






「・・・・・・さーきょ?何言い出すの?」





ほとんど全員がものすごく嫌そうな顔をしている、そりゃそうだろう・・・自分が楽しんでいる時に変な空気が流れるんだから。





誰だって思うけどさ、ほの特にお前に言いたい







「さな?その感想は・・・・・・別に、いいよ?だってさなだもんね~」





顔と言っていることが違いますよ?
口調はとても丁寧だけど顔がヒクついているというか、イライラしているというか。







「え、だって普通使用されていない屋上なら汚れていますよね・・・?」





『・・・・・・・あ』





「漫画とかならありえますけど」






きょえの言葉が続きそうだったから俺は話しに入った






「業者とかに頼んだんじゃねえの?俺、けっこう前から頼んでたし」





なるほどと皆はなっとくしていた
なんとか、ばれなかったかな?







「ところでさ・・・・あかつき」






ほのの言葉が空気を一瞬にして変えた。
さすが!とつい思った俺がここにいる
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