好きになったわけじゃなくて!

「あーそうなんだ。」


テキトーに返事をする。


「...。」


何この沈黙。


とりあえずこの場から逃げたくてさっさと帰る準備をする。

なんでずっとそこにいんのよ...。


新井くんはドアの前にたったまま。


かばんを持って外に出ようとする。
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