俺のこと、好きになってみよ?
「ま、またまた冗談を…」
その着ている制服すらコスプレなんじゃないかと疑ってしまうほど驚いてる私。
「冗談なんかじゃないですよー、言ってなかったですか?」
てるくんの言葉にぶんぶんっと首を縦に振った。
「俺は初めて会った時からわかってましたよー、彩葉さん制服だったから」
「う、うそ……」
まさかのだよね。
まさかのてるくんが同じ学校だったとは。
こんなことって、あっていいんでしょうか。