それでも出会えてよかったと思えるんだ

さっちゃん

それから、二週間くらいたった


『今週も疲れたな…』



最近、仕事しかしてないかも


家に帰ってもすぐ寝てしまうし…




そして、会社を出て、歩いていた


今日はまあまあ風がすごい



『あっ、花びら』



そっか、桜の時期か


毎年、はるとお花見したな


昔は、木葉も佑樹もいたけど、木葉達が離婚して、参加しなくなって


はると二人でお花見したこともあるし、はるの会社の人とお花見の時もあったし、亘がいてることもあった


毎年、何かの形で夜桜を観賞した

だから、去年まで桜の季節を忘れることなんかなかったのに



今年は、亘に誘われたけど、忙しくて行けないと断った


まだ、いろんな人と笑えるほど元気じゃない

だから、断ったけど、桜を感じる余裕もなかったなんて、それはそれで、季節も感じれない寂しい女になってる感じがする


それに、仕事漬けにしてたら、本当にはるを思い出さない日は来るのだろうか


そんな事を思いながら、少しだけ寄り道をして帰ることにした



季節が変わってるのに、立ち止まっている自分がいるから、これではいけないと感じたから




コンビニの前を通ると…、知った人がコンビニから出てきた…


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