大キライ。








「瑞穂!」




そう言った瞬間に、俺の頬は分離してしまいそうなほどに引っ張られていた





「お前なあ!いつになったら懲りるんだよ!!」




勿論聖の仕業





「だからお前に関係ねえ!」






そしてまた俺もやり返す





今ではもはやこの光景も当たり前になっている






クラスの奴らは笑いながら俺たちを鑑賞してる




「栞には指一本も触れさせねー」




「お前の瑞穂じゃねーんだよ」




「はいはーい、そーこーまーでー」




最後は、唯が仲裁に入って




俺はまた渋々、自分の教室に帰っていく




そういう流れがもうできていた




俺は瑞穂栞とではなく、聖と公認になっていた





ライバルとして





中には俺と聖が仲がいいとか思ってる奴もいるらしく





俺が近づきたいのは聖じゃねー瑞穂なんだよ!





と心の中で叫ぶ毎日だ












< 25 / 26 >

この作品をシェア

pagetop