ふんわり姫様とつめたい王弟殿下

出会い




寒いわ~


「すごいわ~ほんとうに花が咲いてないのね~」

今私はスノーヴァ王国近くまで来ています~

あれから、寝て起きたらあれよあれよと着替えさせられ気づいたらお父様と別れの挨拶をしていたの~

もうビックリしたわ~

多分、半分寝てたのね~


と、自己解決しているといきなりハナのドアップが目の前に合った。


「姫様、姫様っ!!
またボッーとして!もう着くそうですよ」


「へっ!?あれっ!!ほんとだわ~」

さっきまで城があんなに遠かったのに~


「姫様、良いですか!!
絶対にスノーヴァ王国の国王の前でボッーとしてわ駄目ですからね!!」


「分かってるわよ~
いくら私でも初めて訪れる国の民の前でボッーとできないわ」

もう~ハナったら、とクスクスと笑っていると
ほんとに大丈夫かな?と聞こえてきた気がした


















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