Polaris
ミライとして生き、dream(ドリーム)で隼人に出会った。


隼人は、新しいあたしをくれた人。


凄く分かりにくい人。


そんな隼人のどこに惹かれていたのか、自分でもわからない。


だけど隼人が傍に居てくれたから、あの街は嫌な思い出だけじゃないんだ。


知ってる、百合子ママ?


あの街は星の1つも見えないの。


だけどね、それには意味があるんだよ。


その意味を持つ時間は、ほんの少しの間なんだけど、、、。


それでも、いいなって思った。


だってその瞬間は、みんながあの街の空を見てくれるから。


だから花火のように、一瞬でもあたしは隼人の心の中に居れたからいいんだ。


それが、ミライとして生きた意味に変わってくれた気がするの、、、。

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