「じゃあ、結婚しようか」
「君……彼氏は、いるの?」


どうして急にそんな話になるのかと首を捻りながらも否定した。


「いませんよ」


「じゃあ、僕とつき合わないか? KISSから始まる恋もよくない?」


――ええっ!?
< 100 / 395 >

この作品をシェア

pagetop