「じゃあ、結婚しようか」
と、そこへ胸を突き刺すような音が鳴った。


ピンポーン。


私はお尻から飛び上がってしまった。


家のチャイムが鳴ったのだ。


郵便屋さんかな? だといいんだけど――。
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