「じゃあ、結婚しようか」
けれど、黙ってくれている両親には感謝だ。


下手な慰めの言葉をかけられても、虚しいだけだ。


私は2階の自分の部屋へ駆け込むと、そのままベッドへダイブした。


枕を抱きしめて横になる。


寝るときはいつも陽平さんと一緒だった。
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