彼が主で私が執事!?
出会いは偶然




一六××年


春麗らかな日。



有名な観光地として知られている国・・・シェルード国へ私は来ていました。


そしてその国の城の中の一室で・・・。




「はじめまして、グレイ様。
今日からグレイ様の専属執事をやらせていただく、レイです。
よろしくお願いします。」




そう言って私は笑顔を作って挨拶をする。


その笑顔とは裏腹に私の心の中では・・・冷や冷やしていた。



どうしましょう・・・。

何でこんなことになってしまったんでしょう・・・。


事の起こりは二週間前だった。






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