Lolita




「その、姿で・・・?」




ジロッと上から下まで見られて私は慌てる。




「だ、だいじょうぶです。ちいさくてもこころはひろいです!」




自分でも何を言っているんだと思ったけど言ってしまったものは戻せなくて私は無い胸を張るとレイン様はクスッと笑った。




「そう、じゃぁ・・・お願いする。」




優しく笑うレイン様にドキッと大きな音を立てて体が反応した。




「は、はい!おまかせください!」




ごまかすように張り切って言うと、レイン様は私を抱き上げた。




「ご飯、食べよう・・・。」




そのまま、部屋を出るレイン様。




「お、おもいですからだいじょうぶです!」



慌てて言うと、レイン様はこの方が楽・・・と言ってスタスタと歩いていた。


ドキドキと鳴り止まない心臓の音が大きくなる。



どうしたら、止まるのか分からなくて私は顔を赤くした。



この気持ちが何なのか、分からなくて・・・・・・。





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