きら星のクリスマス

12月23日


「はぁ?」




次の日。僕はすぐに金沢先輩に電話をしていた。





「あのさぁ、里夜は行かないってはっきり言ったよね?」





「はい、でも事情が変わったっていうか……。」






「全く……こっちの予定も考えてくれよ。お前が来ないだけで女子にどれだけ責められたか
……。」





「すみません。」





金沢先輩は、彼女がいるのにこの非リア充の集いの幹事をやらされてかわいそうなのに……少し申し訳ない気持ちになった。




でも、僕も引けない。





「お願いします。どうしても参加したいんです……。」





「いや、別にいいんだけどさぁ、どうして急に気が変わったんだ?」






まぁ、そりゃ当然の疑問だよね……。


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