冷たい雪に甘いキスを…

朝から寒がっていたあたしに気がついた人はいなかった。

声には出してなかったから。


でも、そんな些細なことに気づいてくれたまーくん…。


そのことがうれしいと同時に、胸を締め付ける。

苦しいよ…あたし、助けるって決めたのに…これじゃあなにもできないじゃない。
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