冷たい雪に甘いキスを…

あたしはまーくんより離れた部屋の隅にいって、横になる。


「…おやすみ。」

声は聞こえなかった。

あたしはそっと目を閉じる。そのとき。

ーパサッ


あたしの上に、コートが掛けられた。
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