冷たい雪に甘いキスを…

「よし。」

まーくんはなにか決意したかのように真剣な表情になると、あたしの方を見た。


「まーくん?」

「華。目、つぶって。」


「うん…。」

言われるままにそっと目を閉じる。

< 587 / 601 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop