冷たい雪に甘いキスを…

「そうよ。」

「な、なにかよう?」


智花さんはじろりとあたしをにらんだ後、壁に背中をドンと寄りかからせて、話しかけてきた。

「もしかして、あんたが雅樹の幼なじみ?」

「え…」


何でこの人、知ってるの?
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