トナカイ×トナカイ~いちごのケーキ~
「おいら自分でソリはずすからさ。

先に中へ入れてもらえよ。」

トナカイが優しく言った。

中井は凍えながらも心の中で突っ込んでいた。

自分でソリはずすって何ですか!

というか、この家の中には、本当にサンタさんがいるの?

「じゃ、またあとでな。」

和が戸のノッカーをコンコンとたたいた。

「おじいちゃーん、こんばんわー。いーれーてー」

カチャッ、と丈夫そうな木の扉が内側からひらいた。
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