3兄弟と私の関係




部屋に戻ってしばらく泣いた

やっぱり辛かった



朝希…困ってたよね…

急にあんなこと言って…



するとノックが聞こえた




「愛莉」


この声は…




「夕陽?」



「うん…入っていい?」



「いいよ…」


急いで涙を拭いた




「…泣いてたの?」


部屋に入るなり夕陽はそう言った


バレてる…

まぁ、そうだよね
けっこう泣いたから目赤いはず…




「愛莉…」


私の名前を呼んで夕陽は私を抱き締めた




「愛莉…好きだ。
もう朝兄じゃなくて、俺にしろよ…」


私の耳元のすぐ上でつぶやいた




「夕陽…」


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